トリマーって
どんな仕事?
トリマーとは簡単に言うと犬や猫の美容師のことです。
つめ切り、耳そうじ、ブラッシング、シャンプー、カット等の作業を行い、飼い主さんの希望する理想のスタイルに仕上げます。また、この作業を通じて健康状態を観察し、病気や寄生虫などの早期発見を担う役割もあります。働く場所は、ペットサロン、ペットショップ、動物病院、ペットホテルなど幅広く、経験を積んで技術を身につければ、フリーのトリマーとして活躍したり、独立して店を持つことも可能です。愛犬家が増え、室内犬も増えていることから、トリマーの需要は広がっています。
トリミング授業をサポートしてくれる800頭以上のモデル犬は、一般家庭で生活しているワンちゃん。同じ犬種でも飼い主さんによりトリミングのオーダーが異なるため、その犬に一番似合う様々なカット技術を習得することができます。
1.つめ切り
爪を適当な長さにカットし、ヤスリをかけて切り口を丸くします。
2.耳そうじ
耳の中の毛を抜き、コットンを巻いたカンシでやさしく汚れを取り除きます。
3.ブラッシング
スリッカーまたはピンブラシを使用し、被毛をとかします。
4.シャンプー
その犬に合ったシャンプーを使用し、耳の内側や足の裏までしっかり洗います。
5.ブロー
ドライヤーで被毛を伸ばすように根元からきれいに乾かします。
6.バリカン
バリカンを使って被毛を刈り込みます。
7.カット
仕上げバサミやスキバサミを使い体のバランスを考えながら整えます。
ペットが家族の一員として扱われるようになり、オシャレなカットやマッサージ、アロマテラピーなど犬にも人間と同じようなサービスが求められ始めています。クリエイティブ実習では愛犬の美容と健康を真剣に考えるお客様に最新の技術を提供できるよう、デザインカットからホリスティックケアまで多種多様なスキルを磨きます。
アロマテラピー
精油(エッセンシャルオイル)の効果を、犬の問題行動の改善やアレルギー症状の緩和などに利用。クレイパックや肉球クリームなどを実際に作ります。
デザインカット
自らデザインを練り、カラーリングやエクステ技法などを駆使してオリジナルカットを考案します。実用的なカットからユニークなカットまで楽しみながら学べます。
ドッグマッサージ
指圧法や打法など、多彩な手技を使ったマッサージを学び、肩こりや関節痛など、様々な症状を緩和させるテクニックを身につけます。
犬に人間社会のルールやマナーを教えます。
「座れ」「待て」「伏せ」などの基本的なトレーニングや実践を通し、人と犬との幸せな関係を築いていきます。
※ジャパンケネルクラブ(JKC)公認の資格です。